お金の勉強をするために「お金の教科書」を読んだら理解が深まったハナシ

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 「お金」の勉強ってしたことありますか?

 私はいわゆる”ゆとり世代”で、授業時間が少ない上にお金の授業なんてもってのほか。

 おかげで「インフレ?デフレ?名前だけは知っている!」といったお金知識ゼロのアラサー女子へと成長しました。


 そんな中、ゆとり教育も終わり2022年の4月から高等学校でお金の勉強が始まります。

 今までは「お金」については、自発的に取り組む以外は学ぶ機会がなかった日本。

 今後は「お金」の知識をもった若者たちがどんどん増えていく事でしょう。


 「ちょっと、じゃぁ学ぶ機会のなかった私たちは置いてけぼりなの?」っていう状態です。

 置いてけぼりにならないためにも、自分で「お金」について学ぶ。

 残念ながらそうするほかありません…。


 アラサーの私には先生に教えてもらう機会がないので、本から知識を得ることにしました。

 そこで読んだ本が『仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書』(著:白井 さゆり さん )。

 「お金」の歴史から学べ、知識ゼロ初心者には「ほぉ!そうなんだ!」が詰まった本でした。

“仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書”は根本から学べる

 『仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書』はお金の歴史から現在までの流れを学べる、本当に”教科書”のような本でした。

 当たり前のことですが、大昔は1万円札や100円玉っていうものは無かったんですよね。

 紙幣や硬貨が無かった時代の「お金」から、現代の「お金」に至るまでの歴史を学ぶことができるんです。


 お金の歴史なんてどうでもよくない?って思ってしまう人も多いでしょう。

 ちなみに私も目次を見た段階ではそう思っていました(笑)

 しかし、お金の歴史を知ることで「お金」への理解が深まるんです。


 昔は価値の高い金や銀などを用いていたのに対して、今は紙切れなんですよ。

 紙切れで当たり前に買い物できるようになった背景が分かるんです。

 「お金って信頼で成り立っているんだ」ってことが分かります。

 

 本の3分の1ほどが「お金の歴史」について書かれていて、残りは中央銀行の役割や暗号資産(仮想通貨)について書かれています。

 専門用語も出てきますが、分かりづらいものは都度説明してくれていて、まさに教科書。


 実は私がこの本を読もうと思ったきっかけは「仮想通貨へ投資がしたい」と思ったからでした。

 仮想通貨へ投資を始める前に「仮想通貨とは何か」を理解したかったのです。

 そして、この本から「仮想通貨は従来の”お金”とは全く違うモノ」ということを学びました。

 ただ正直、知識ゼロの私では理解するのが難しい部分も。

 それでも全体を読んでみると「お金」と「仮想通貨」についてふんわりと理解できました。


 『仮想通貨時代を生き抜くための「お金」の教科書』は難しい部分もありましたが、知識欲が刺激され楽しく読み切れました。


 私と同じように「お金」に対する知識ゼロの方は是非読んでみてください。

 新しい知識にワクワクしますよ!



 最後までお読みいただきありがとうございました!

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